こないだの記事で書いてた楽焼について
せっかくなんで簡単に書いておこうと思います
焼物と聞いて一般の人が想像するのは、
轆轤(ろくろ)を使い形をつくり、2,3日窯の中で焼き
窯が自然に冷えてから取り出すいった方法を
想像されると思いますが、
楽焼に関しては、手とへらだけで形つくり、
数日間じっくり寝かし仕上げられる状態にし
独自のカンナでけずり、釉薬を塗り
800〜1000℃で短時間焼き、高温のまま窯から出したら、
すぐに冷やす(急温急冷)特殊な方法で作らます。
上のような写真は、他の陶器を作る際にはまず見られないものです。
この焼き方により、楽焼独自の深み、やわらかさ、ぬくもり
が出るそうです。
もうひとつ特徴的なのが、高温に焼けた茶碗を高温のまま
取り出すので、上の写真でもわかると思いますが、
そのつかむ鋏(ヤットコ)の痕が付くことです。
知らないと、ただ傷が付いている様に思いますが、
このつかんだ痕があることが楽焼本来の形なんです。
あるとき、楽焼の器を買おうとしている方が、傷の少ない物 鋏(ヤットコ)
を探してはったそうです。
その方に、父がこの説明をすると、今度は傷のくっきり残って
いるものを探し、満足げに購入していかれたそうです。
僕もこの話を聞いてすぐに、抹茶椀の鋏(やっとこ)の痕を
探してました。(笑)
見つけた時は、ちょっとうれしくなり楽焼の良さが少しわかった気に
なってました(笑)
楽焼は、学校の教科書にも出てくる、あの有名な千利休が
お茶の為に考え、つくられたものだそうです。
普段の食器としてではなく、お抹茶を楽しむ為なんです。
だから、普段の食器としてはあまり適さないそうです。
楽焼の抹茶椀に水を数十分も入れておくと、
じわーっと浸みてくるのだそうです・・・
え〜って!感じですが、お抹茶を出されて10分も置いておく
ということがないから、それで良いのだそうです。
確かにお抹茶出されたらすぐ飲みますよね・・・
楽焼の好きな方は、そういうのもわかった上で
普段の食器としても、うまく使われているそうです。
奥が深い・・・
(楽焼の器にも特殊な処理を施し、水が漏れないように
なっているものもあるそうです。)
楽焼のごく一部のことを、僕なりにわかりやすく
説明させて頂いたつもりです。
少しでも楽焼の良さを感じて頂けたらうれしいです。
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