せっかくお茶の話が2日続いたので、ついでにもうひとつ
千利休のお話を。
千利休は、茶の湯で心得ておくべき最も大切なことはなにかと
弟子から聞かれ答えたのが
利休七則(りきゅうしちそく)
「お茶は心をこめて、おいしく点てましょう」という意味です。
舌でおいしいと感じるだけじゃなく、一生懸命に点ててもらった
お茶をその気持ちごと味わいましょうということ。
2.炭(すみ)は湯の沸(わ)くように、ー本質を見極めるー
炭に火をつければ必ずお湯がわくとは限らない。
湯がよく沸くように火をおこすには、上手な炭の置きかたがある。
でも、それを形式だけでやったのでは火はつかない。
本質を見極めることが大切ですということ。
3.夏は涼(すず)しく冬は暖(あたた)かに、ー季節感をもつー
「打ち水」をしたり、冷たいお菓子をだすなど、自然の中に
自分をとけこます工夫をするということ
4.花は野にあるように、ー命を尊うー
花は自然に入れなさいということですが、自然そのままに
再現するということではなく、一輪の花に、野に咲く美しさと
自然から与えられた命の尊さを表現しなさいということ
5.刻限は早めに、ー心にゆとりをもつー
時間はゆとりをもって行動するということですが
自分がゆったりとした気持ちになるためだけじゃなく
相手の時間も大切にしましょうということ
6.降(ふ)らずとも雨の用意、ーやわらかい心を持つー
どんな時も落ち着いて行動できる心の準備と用意を
いつもするということ。
7.相客(あいきゃく)に心せよ。ー互いに尊重しあうー
お茶の席で一緒になったら、身分に関係なく
お互いに尊重しあい、楽しいひと時をすごしましょう
ということ
これを聞いた弟子は、わけもわからず
「それくらいのことならできますよ」と答えると
利休は
「もしこれができたら、私が弟子になりましょう」
と答えたそうです。
なかなか、奥が深い言葉ですが、今の世の中でも
夫婦関係とか、友達関係などで当てはまる部分が
たくさんあるんじゃないかなぁと思いました。
昔の人の言葉はすごいですね
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今日も心に響く言葉ですね。
戦国と言う乱世だからこそ、つむがれた言葉に思えてなりません。
殺伐とした昨今にも、本当に当てはまりますね。
五感を研ぎ澄ます ゆとりと経験…
さすがです。
ゆうさんへ
なんか、すごいかしこまった感じですね
ありがとうございます
『へうげもの』って漫画知ってます?
結構面白いですよ〜。
ホソミッチーさんへ
おぉ〜!!
ホソミッチーさん来てくれはったんですね
ありがとうございます!
「へうげもの」聞いたことはありますが
見たことないんで、今度チェックしときます!