茶の道 棗(なつめ)と茶杓の拝見

| コメント(16) | トラックバック(0)

 

前回、風炉薄茶点前で棗と茶杓の拝見を

所望された時のことを書きましたので、

今回は客側からの拝見の仕方を書きます。

(拝見っていうのは、簡単に言うとお茶を点てた道具を

見せてもらうということです。)

 

正客が棗(なつめ)茶杓の拝見をと亭主に所望します。

棗(なつめ)と茶杓が出たら取りに行き正面に座る。

 

棗(なつめ)を右手で上から取って左掌に受ける。

 

101125-1.jpg

右手で茶杓の切り止めから3分の1のところを持ち、

茶杓の先をやや下に向け席に戻る。

茶杓を右側、畳の縁から二目のところに置く。

棗(なつめ)を右手で上から持ち、

茶杓から棗(なつめ)一個分右に置く。

101125-2.jpg

次客へ「お先に拝見します」と挨拶をします。

 

棗(なつめ)を右手で上から持ち、

縁外正面に置く。

 

101125-3.jpg

膝前に両手をつき

棗(なつめ)の全体の姿を拝見する。

 

101125-4.jpg

左手を添えて右手で蓋をとる。

右手で棗(なつめ)の蓋を返して蓋裏などをよく拝見する。

 

101125-5.jpg

蓋をふせて甲を上にして棗(なつめ)の右横に置き、

棗(なつめ)を両手で持ち拝見する。

 

蓋を閉め、名残を惜しんでもう一度全体を拝見する。

 

101125-6.jpg

次客に棗(なつめ)を送る。

 

101125-7.jpg

次に茶杓を正面の縁外に置き、全体の姿を拝見する。

次客も棗(なつめ)を拝見する。

 

101125-8.jpg

茶杓を手に取り、細かい部分を拝見する。

茶杓を一度置き、もういちど名残を惜しんで茶杓の姿を拝見する。

 

そして、次客へ茶杓を送る。

 

末客まで終わったら、

末客から返された棗(なつめ)と茶杓を持ち、

 

101125-9.jpg

亭主の前に、出された位置と反対に置き、亭主に返す。

 

とこんな感じで終わりです。

 

 

日本一周ポスティングの旅。

今日は

10821歩 距離 約6キロ。

 

合計 243346歩  距離約146キロ。

京都 たんご (丹後) → あみの (網野) です。

名産は 松葉ガニ だそうです。 カニ食べたい・・・・

 

 

ブログランキングに参加しております!

1日1回の応援3ポチっとお願いいたします!!

コメント残していって頂ければ必ずコメント&応援ポチッとさせて頂きます!

記事に関係のないコメントなどは削除させて頂きますのでご了承ください。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
blogram

人気ブログランキングへ
人気ブログ

 

Ctrlキーを押しながらポチ、ポチ、ポチっと

して頂ければ一気に押して頂けます!

 

topkuro.jpg

 京都の楽焼の抹茶椀、和風時計のお店です!

こちらにも是非一度ご来店ください!!

taishiより 



ブログランキングに参加しております!

1日1回の応援3ポチっとお願いいたします!!

記事に関係のないコメントなどは削除させて頂きますのでご了承ください。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
blogram

人気ブログランキングへ
人気ブログ

Ctrlキーを押しながらポチ、ポチ、ポチっと

して頂ければ一気に押して頂けます!

 

topkuro.jpg

 京都の楽焼の抹茶椀、和風時計のお店です!

こちらにも是非一度ご来店ください!!

taishiより

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.hairwithyou.com/mt/mt-tb.cgi/414

コメント(16)

ううむ、「名残を惜しんで」という所作というのは、どうする
ものなのでしょうか。
やはり難しいものですね・・。

私のように雑念だらけではいけませんねー!

でも集中したきの感じが能に似ているような気も。
日本の伝統文化はやはり良いものです。

カニ最高!シーズンですね。アレは人を無口にさせます・・・(笑) 


taishiさん、こんばんは。
お道具の拝見まで・・・これで一通りでしょうか?

来年あたりは、taishi作の茶碗で「プチお茶会」を開き、ここに来ているメンバーをご招待くださいませ。(^^)/

難しい

でもこういったお稽古をする事で 精神には よさそうですよね

仕事の疲れもとれるんじゃないですか

私は 毎晩1時間瞑想をしますが

時には 気持ちがくじける事もあります

でも 座った後 座ってよかった と想うんです

うまくいえないけど

大きな何か を頂いています

それと共通するような 気がしました

こんにちは
お手前のお稽古も怠らず偉いですね〜
日々の忙しさの中で
こうして「静」に没頭する時間って大切なのでしょうね
素敵なお姿 ありがとうございましたPP

この“茶の道”シリーズは taishiさんの男前度が上がりますね〜^^
凛・・・・として いい空気感です♪

でも 教えていらっしゃる お父様・・・がすごいと思う
やっぱり きちんと教えていただけると 
きちんとした事ができますものね^^

なんでもそうだと思うけれど 師匠って大切
機会があれば taishiパパさん登場しないかなぁ^^ えへへ

こんばんは。

オール応援です。

今日も全て応援完了しました。
d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ

お道具を 拝見していらっしゃる
Taishiさんに 見とれていました うふふ^^

イカのお料理は ご実家で・・・・
羨ましがる私に 配慮してでしょ^^。そうにしときましょ♡

↓ ネギのお名前が可愛いわ。
でも それだけ大切にしたら
食べるのが可哀相になりますよ〜

コメントする

 

プロフィール

 
 
     
  • 中野 大士" 中野 大士(なかのたいし)

    肩書き
    ○京都生まれの32歳
    ○京都 奈良屋 店主
    ○美容室勤務
    ○居酒屋バイト終了
    ○釣りバカ(エギング)
    ○フットサラー
    ○料理人(素人です)
    ○実は二級建築士
    ○バイク乗り(とうとう復活)
    ○恋愛相談カウンセラー
    ○読書家(マンガ 小説など)
    ○茶道家(嘘です)
    ○陶芸家(自称)…etc     
 
 

ウェブページ

2013年11月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
OpenID対応しています OpenIDについて

最近のコメント

このブログ記事について

このページは、taishiが2010年11月25日 00:23に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ネギネギ・・」です。

次のブログ記事は「ラーメン (大国屋)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

http://www.pecope.com

run-periodic-tasksスクリプトを実行中です...